【NHN】韓国最大インターネット企業!NHN本社訪問記
一般的に、NHNは何の略?と思う人も多いのでないだろうか。
Naver+Hangame?ではなくNHNはNext Human Networkの略とのこと。
参考:森川社長の挨拶文
http://www.nhncorp.jp/intro/top_message.html
NHNはNAVER(ネイバー)を通じてインターネットに巨大な知識の塔を積んだ。韓国人にとってNAVER(ネイバー)は単純な検索エンジン以上だ。それ自体が知識であり生活の一部だ。韓国知識社会でNAVER(ネイバー)がなければ、日常で電気と水がないのと同じだ。それだけ韓国の知識はNAVER(ネイバー)に通じる。(小さい子供からお年寄りまでNAVER(ネイバー)を知らない人はいない。)
今や国民的企業である韓国NHN本社を紹介する。
韓国の新都市、キョンキ道ブンダンに位置しているNHN社屋、建物全体が青色
入口からアイデアが溢れている。
広い壁面を利用し、最新ニュースをリアルタイムで公開している。
1階に位置するNHN図書館入口は出入り口から本が飾られている。
<住民に開放された図書館、知識の宝庫>
入口に入れば図書館が視線を捉える。建物1、2階に用意された図書館は社員はもちろん地域住民たちも利用することができる。入口自体も巨大な本の丘だ。知識検索を象徴する多様な本が図書館入口を埋めている。
社員のための専門書籍から韓国最大検索ポータルのNAVER(ネイバー)に紹介された2万冊余りの本が備わっている。NHNは図書館書籍を最大5万冊まで増やす計画だ。特に工学、人文学、児童用図書まで多様な種類の洋書を取りそろえる予定になっている。
現在はまだ書庫に歯抜けとなっているスペースがちらほらみられるが、これを全て埋め尽くす予定になっている。NHNは“今は閲覧のみとなっているが、今後は普通の図書館のように住民達に貸出ができるように完全開放する予定”と明らかにした。図書館の雰囲気はあたかも大学校図書館を見るようだ。
また、本を簡単に探せるようにコンピュータが配置されている。しかし、大学図書館と違う点は、「住民たちと共に利用することができるという空間」という点だ。大学図書館は学生たちだけが利用できるが、ここの図書館では訪問したお客さんは誰でも歓迎する。
しかし、ここで一つ疑問に感じることがある。デジタル世代を導くTOP企業がこういったアナログな「図書館」を入口で前面に押し出した理由は何だろうか?
図書館は「知識」に対するNHNの情熱を象徴している。知識を共有し、それをよって新しい知識を創造する情熱こそNHN図書館の存在意義だ。その為ここには古く貴重な本がたくさん置かれている。
2階にある大講堂も住民たちが使える。映画上映、音楽会、セミナーなど地域住民のためのイベントをこちらで行う事が出来る。建物の1、2階は全て住民たちの空間となっている。NHN新社屋は社員福祉を越えて、地域住民の生活に溶け込んだコミュニケーションスペースとして育っている。
4階にあるNHNストアでは会社関連記念品を購入することができる
<前だけを見て駆け抜けた10年、変化への欲望>
NHNは1999年6月に創立した。検索ポータルとして始まったNHNはハンゲームと手を握ってゲーム会社として生まれ変わる。そして検索事業とゲーム事業を運営して10年、韓国IT市場の強者に浮上した。 ベンチャー企業らしく職員達の創意的な情熱とチャレンジスピリットが会社を育ててきた。
検索ポータル NAVER(ネイバー)は、DAUM(ダウム)、ヤフーコリアを抜いて韓国内検索市場を掌握した。世界を占領したグーグルも韓国ではNAVER(ネイバー)の壁を越えることができなかった。 (今後も越えることはないだろう。)
しかし、ハンゲームは最高ポータルに伸し上がったが、ボードゲームが足を引張った。賭博性ゲームとして問題が大きくなるにつれ、韓国政府とユーザーはハンゲームをバッシングし、さらに、NAVER(ネイバー)でそういった情報を隠しているのではとさらに批判の対象になった。これまで足を止めることをなく成長し続けてきたことが、逆に人々の不安を呼び起こしたのだ。これによってNHNは「情報独占企業」「花札賭博ゲーム企業」といった看板を払しょくしなければならないことになる。
昨年、ジョンウク代表がハンゲーム代表を引受け、NHNの「変化」が始まった。ジョンウク代表は2010年を変化の元年と定め“11年間共に歩んできた賭博ゲームとの縁も切らなければならない時がきた。ハンゲームだけの問題ではなく、ゲーム産業が成長する為に、必ず賭博性ゲームを切り出す必要がある”と語った。ジョンウク代表のこういった決意と共にNHNの急激な変化が始まる。しかし、改革とはいつも骨身を削る苦痛が伴うものだ。
NHNのイベントだけでなく、子供映画の上映、地域セミナーなど多様なイベントに利用される計画だ
<成長、変化の「緑色工場」>
NHNの変化はまず自己反省から始まった。昨年よりグリーンキャンペーンを広げ、ゲームの逆機能を減らしていった。ハンゲームの賭博性ゲーム時間を1日10時間と提案し、賭博性ゲーム根絶の先頭に立った。たとえ売上額が減ろうとも先導企業として当然担うべき使命だ。
こういった努力により、ハンゲームの賭博性を指摘する言葉も段々と減っていった。そしてNHNはこの時期にオンラインゲーム大作を発表していく。『TERA』『ウォーハンマーオンライン』といった大作から「BUY CITY」等のブラウザゲームまでハンゲームの今年のタイトルは多様だ。
カフェテリア、収益金の全てはNAVER(ネイバー)で運営する慈善団体happy beanの事業に使われる
会社内にコンビニを置き、夜勤する社員も気楽に利用することができる
iPadなど最新機器を直接体験することができるように試演台が用意されている
カフェテリアで販売するコーヒー価格は1,000ウォン(約80円)から
休憩スペース、こちらで社員が集まって自由にアイディア会議ができる
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